学生募集

重粒子線医学研究センターでは、大学院生(修士課程、博士課程)を募集しています。

入学案内(医理工RS学環) 入学案内(医学系研究科)

※医理工レギュラトリーサイエンス学環(RS学環)の博士課程は2026年度4月開講(2025年12月募集開始)予定です。

入学時期は4月と10月があります。毎年募集のスケジュールはおおよそ以下の通りです。

入学時期 出願 試験 入学手続
4月 1次募集 8月 9月 11月
4月 2次募集 (行われる場合) 12月 2月 3月
10月 5月 6月 8月

医理工RS学環では医学系研究科に加えて理工学府と同じ日程でも行われ、いずれかの日程を選択可能です。例えば理工学部学生が理工学府の日程によりRS学環を受験する場合、上記より1次募集の日程が早まるので注意して下さい。
時期は毎年変わる可能性があります。詳しくは各大学院の学生募集要項をご覧下さい。
(上記あるいは下記に各課程の募集要項へのリンクがあります。)

専攻分野(修士課程・博士課程 共通)

重粒子線医学物理学

重粒子線およびX線治療の高度化研究、信頼性向上研究等を通して放射線治療の信頼性確保に不可欠な医学物理分野の研究者の育成を目指しています。重粒子線治療(放射線治療)の更なる精度向上や効率化を目指し、照射技術や関連システムの研究・開発を行っています。重粒子線医学(放射線医学)における様々な課題に対して、医学物理学の観点から調査や検証を通して課題解決に取り組んでいます。

重粒子線医学生物学

重粒子線を含めた放射線による、①治療効果を高めるための病変及び正常組織の生物影響を解析する放射線生物学 ②宇宙での特殊な環境影響を解析する宇宙生物学についての研究指導を行っています。これらの研究に精通した放射線治療に関する生物研究者の育成もこの分野の重要な目的です。

重粒子線臨床医学

重粒子線は光子線(X 線やガンマ線)に比べて生物学的な線量分布に優れるという特長を有し、臨床医学においては主に悪性腫瘍に対する治療として用いられます。本分野では、臨床腫瘍学や光子線を含む放射線腫瘍学の知見に基づき、どのような病態に対して重粒子線治療が有効であるかについて学びます。また、重粒子線治療の特長を活かし、治療性成績の向上に結びつけるために必要な技術開発について、放射線生物学、腫瘍病理学、医用工学、画像誘導治療学などの観点から研究を行います。

修士課程

重粒子線医学研究センターでは、医理工レギュラトリーサイエンス学環(RS学環)および、大学院医学系研究科生命医科学専攻の協力講座として「重粒子線医学物理学」「重粒子線医学生物学」「重粒子線臨床医学」の専攻分野を開設し、修士課程の大学院生を募集しております。どちらの大学院からでも研究室に所属することができます。学位審査に合格すると、RS学環では修士(医理工学)、医学系研究科では修士(生命医科学)の学位が授与されます。

RS学環および生命医科学専攻では医学物理士コースを選択することが可能です。また本学は「関東次世代がん専門医療人養成拠点事業(がんプロ)」に参画しております。詳細は下記をご覧ください。

医学物理士コース

高エネルギー炭素線を用いた「重粒子線治療」やX線を用いた「IMRT」などの高度先進医療を推進していくために必要な、医学物理学分野の専門家を養成するコースです。当コースは(財)医学物理士認定機構による認定医学物理教育コースとして認定されています。

詳しくはこちら

関東次世代がん専門医療人養成拠点事業(がんプロ)

がん専門医療人材を養成するコースです。平成29年度から開始された文部科学省による「多様な新ニーズに対応する「がん専門医療人材(がんプロフェッショナル)」養成プラン」において「関東次世代がん専門医療人材養成拠点」(申請大学は筑波大学)が選定され、群馬大学も参加しています。「関東次世代がん専門医療人養コース」では、e-learningによる教育に特徴があります。

関東次世代がん専門医療人養成拠点

重粒子線医学物理学、重粒子線医学生物学、重粒子線臨床医学の各分野への入学を希望される方は、応募に際して募集要項に記載されている各分野の照会先(指導教員)に事前に連絡を取って下さい。

医理工レギュラトリーサイエンス学環(修士課程)募集要項と日程

募集要項はこちら

生命医科学専攻(修士課程)募集要項と日程

募集要項はこちら

修了後の進路(実績例):
放射線関連その他企業への就職、診療放射線技師、医学物理士、博士課程への進学 等

博士課程

重粒子線医学研究センターでは、大学院医学系研究科医科学専攻の協力講座として「重粒子線医学物理学」「重粒子線医学生物学」「重粒子線臨床医学」の専攻分野を開設し、博士課程の大学院生を募集しております。世界各国から多くの留学生を受け入れており、また社会人大学院生の受け入れも行っております。学位審査に合格すると、博士(医学)の学位が授与されます。

※医理工レギュラトリーサイエンス学環(RS学環)の博士課程は2026年度4月開講(2025年12月募集開始)予定です。

本専攻には以下の特別コース等があり、履修することができます。

重粒子線医工学グローバルリーダー養成プログラム・重粒子線医工連携コース

詳しくはこちら

本コースの履修希望者は、出願時に志願書を提出してください。

関東次世代がん専門医療人材養成コース

がん専門医療人材を養成するコースです。平成29年度から開始された文部科学省による「多様な新ニーズに対応する「がん専門医療人材(がんプロフェッショナル)」養成プラン」において「関東次世代がん専門医療人材養成拠点」(申請大学は筑波大学)が選定され、群馬大学も参加しています。「関東次世代がん専門医療人材養成コース」では、e-learningによる教育に特徴があります。

関東次世代がん専門医療人養成拠点

重粒子線医学物理学、重粒子線医学生物学、重粒子線臨床医学 各分野への入学を希望される方は、応募に際して募集要項に記載されている各分野の照会先(指導教員)に事前に連絡を取って下さい。

医科学専攻(博士課程)募集要項と日程

募集要項はこちら

修了後の進路(実績例):
放射線関連企業への就職(社会人学生)、大学研究員 等

留学生向けの情報は群馬大学国際センター(http://www.guic.gunma-u.ac.jp/)でも得られます。

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