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医学部6年生の須田裕夢さんがPTCOG64でBest Biology Poster Awardを受賞しました
2026年06月23日
2026年6月8日(月)~13日(土) フランス・ノルマンディーにて開催された国際学会第64回PTCOG(Particle Therapy Cooperative Group)にて医学部6年生の須田裕夢さんが Travel Fellowshipに採択されてe-Poster発表を行い、生物学分野で最も優れた発表に贈られる「Best Biology Poster Award」を受賞いたしました。PTCOGは、粒子線治療を推進している全世界の 放射線治療医、物理研究者、生物研究者が集う粒子線治療分野では最大かつ最も権威のある国際会議です。学部生でこのような栄誉ある賞に選ばれることは、大変稀なことです。
受賞タイトルは次の通りです。 
Biological effect of carbon ion beam ultra-high dose rate irradiation to tumor with in vitro and in vivo approach.  

本人談:放射線を通常の100倍以上の超高線量率で照射すると、抗腫瘍効果を維持しつつ正常組織への副作用を軽減できることが知られており、臨床応用への期待が高まっています。この現象は「FLASH効果」と呼ばれていますが、その詳細なメカニズムは未だ解明されていません。本研究では、次世代の放射線治療として注目される炭素線においても同様の効果が期待できると考え、腫瘍に対する炭素線超高線量率照射の生物効果を世界に先駆けて解析しました。今回発表した研究は、直接ご指導をいただいた吉田由香里先生、所属研究室教授の髙橋昭久先生、腫瘍放射線科教授の大野達也先生の手厚いご指導、そして、研究室メンバーの宮﨑陽奈さん(博士前期課程1年生)、三浦希実さん(医学部2年生)をはじめとする多くの方々の支えとご協力があったからこそ成し遂げられたものです。炭素線におけるFLASH効果の解明には、まだ多くの謎が残されています。今回の受賞を大きな糧とし、将来の革新的ながん治療の実現に向けて、今後も一層の情熱を持って研究に励んで参りたいと思います。

表彰式にて、左が須田 裕夢さん 右が PTCOG Radiobiology Subcommittee
表彰式にて、左が須田 裕夢さん 右が PTCOG Radiobiology Subcommittee