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IAEA大使団 群馬大学放射線医療施設を視察
2020年02月25日
2020年2月19日、国際原子力機関(IAEA)の大使団が群馬大学の重粒子線医学センター及び放射線治療施設を視察されました。今回の視察は外務省によるIAEA理事国5か国(モンゴル,ドイツ,スウェーデン,パラグアイ,南アフリカ)の大使等6名による日本の原子力関連施設の視察に群馬大学が協力したものです。群馬大学への訪問では放射線の医療分野への応用を中心とする原子力の平和的利用の取組みについて理解を深めていただくことが目的でした。

 朝、大使団が群馬大学重粒子線医学センターに到着され、放射線診断及び治療についての講義と、引き続いて熱心な質疑応答が行われました。その後、大学内の重粒子線治療施設などの放射線関連施設を見学されました。午後は日高病院にて最新鋭の放射線治療機器や画像診断部門を見学され、日本のがん診療のレベルの高さと原子力の平和的利用について実感していただけたようでした。