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重粒子線治療国際トレーニングコースで当センターの講義が受賞
お知らせ
2017年11月6日から11日にかけて実施された、International Training Cource on Carbon-ion Radiotherapy(ITCCIR 2017, 重粒子線治療国際トレーニングコース)において、当センターが担当したCase Study 2: Lung Cancer(ケーススタディ2:肺)の講義が金賞、Case Study 1: bone and soft tissue(ケーススタディ1:骨軟部)の講義が銅賞を受賞しました。
ITCCIRは重粒子線治療の国際的な普及のために、世界各国で重粒子線治療に関心を持つ医師、医学物理士を含む医療従事者に向けて、重粒子線治療の基礎、技術、臨床についての幅広い講義を1週間かけて集中的に行う研修行事で、本年度は6回目の開催になります。
当センターは今回、施設の立ち上げに関する実際の経験に関する講義と、実際に日々の治療で行われている診断から治療までの流れを症例を元に解説するケーススタディの講義を行いました。参加者による講義評価の結果、肺癌のケーススタディ(白井講師(現自治医教授)、久保田助教担当)が最も評価の高い金賞、骨軟部のケーススタディ(岡本講師、島田助教担当)が3番目に評価の高い銅賞を受賞しました。
ITCCIRは来年も開催予定ですが、実際に行われている治療の様子は参加者の関心が最も高いテーマであり、引き続き参加者の期待に応えられる講義を提供できるよう努めていきたいと考えております。