受診を希望される方へ
Step0
紹介
受診前の手続き
まずは現在の主治医に相談してください。
当センターの受診を希望される場合は、まず、現在の主治医に「群馬大学・重粒子線医学センターの受診を希望している」ことをお伝えください。
当センターでは、より適切な診療を行うために、初診外来は各医療機関からの完全予約制としております。主治医から病状把握に必要な診療情報を提供していただくことにより、重粒子線治療の適応判断や準備を円滑に行うことが可能となります。
以下の準備を進めてください。
(1)初診予約
主治医に「地域医療連携」による初診予約をご依頼ください。患者さんからの予約は受け付けておりませんので、医療機関からの依頼が必要となります。予約確定後、その医療機関より当センターの「初診予約票」をお渡しします。
(2)診療情報提供書(紹介状)の作成
主治医に「群馬大学医学部附属病院・重粒子外来」宛の診療情報提供書(紹介状)の作成をお願いしてください。
(3)疾患に関わる資料
主治医に、 CTやMRIなどの診断画像、検査データ、病理標本プレパラートなど、疾患に関わる資料の提供をお願いしてください。病理標本プレパラートは、骨軟部腫瘍、頭蓋底腫瘍、頭頸部腫瘍、前立腺癌の場合に必要となります。
もし、主治医の先生が当センターへの紹介の手続きについてご存知でない場合は、「ご紹介くださる医療機関の方へ」のページをご覧いただくようお伝えください。
Step1
診察
検査
群馬大学医学部附属病院に来院(初診)
受診当日は、
- (1)
- 初診予約票
- (2)
- 診療情報提供書(紹介状)
-
- (3)
- 疾患に関わる資料
- CTやMRIなどの診断画像
- 検査データ
- 病理標本プレパラート(注)など
(注)骨軟部腫瘍、頭蓋底腫瘍、頭頸部腫瘍、前立腺癌の場合
- (4)
- 保険証
の4点を忘れずにお持ちください。
初診予約表に記載された日時に、群馬大学医学部附属病院外来棟1階の「中央受付(⑦番窓口)」にお越しください。病院への交通手段は「アクセス」のページにて詳しく説明しています。
中央受付(⑦番窓口)到着後は、お持ちいただいた初診予約票、診療情報提供書(紹介状)、疾患に関わる資料、保険証をご提示ください。その後は、案内に従って初診の手続きをお済ませいただき、重粒子外来(群馬大学医学部附属病院 アメニティモール2階)で診察を受けていただきます。
診察では、お持ちいただいた紹介状や画像資料・必要な検査・診察などによって、重粒子線治療の対象になるか診断いたします。(※治療が不適応と判断される場合もあります)
患者さんは治療に関して詳しく説明を受けた上で、治療方針について自ら意思決定することができます(インフォームド・コンセント)。
Step3
治療
治療開始
照射は入院もしくは通院で行います。
照射の前には毎回、正確な位置を確認します。1回の照射自体は数分ですが、準備・位置確認も含めると30分~1時間程度かかります。
照射は基本的に週4回のスケジュールで行い、合計の照射回数は治療の内容によって変わりますが、4回(1週間)~16回(4週間)で治療終了となります。
Step4
経過
観察
定期的に通院して経過を観察
治療終了後は、所定のスケジュールにて検査等を行い、慎重に経過を観察します。 終了後のご質問やご相談にも、随時お答えいたします。